これまでのキャリアを振り返る

gamzatti
Vote 0 Votes

最近、ヨガやバレエネタばっかりになっていたので、たまには違うトピックを書きたいと思います。

今日はこれまでの仕事の歩みを少し振り返ってみたいと思います。
これからのキャリアに悩んでいる方、技術職や研究職に興味がある方、趣味で何か始めてみたいと思っている方などには参考になるかもしれません。

私は大学は情報系の学科を学士で卒業し、大学院に行くことは考えもせず、メーカー系のIT系企業に入りました。
それからは、ソフトウエアの開発や、SIなどを中心に、いわゆるSEとして色んなプロジェクトを転々としてきました。
身体が丈夫なので、体力が必要とされる炎上プロジェクトに放り込まれることが多かったですね(笑)
ハードながら、それなりに楽しんで仕事していたのですが、固定の職場にいることがなく、2年位のスパンでプロジェクトや職場を変わっていたので、これといった技術やノウハウが身に付かないのが悩みでもありました。

ただ、今思うとこれが良かったんだと思います。
色んな職場で色んな仕事を経験することで、浅く広い知識と、環境にすぐに適合して人間関係を構築できるノウハウ(と挫けないしぶとい心身(笑))は、今の私にとって、とても貴重なリソースになっています。
特に今はサイバーセキュリティの仕事をしているので、尚更です。
セキュリティは単独の技術として存在している訳では無く、色んな技術の上に位置付けられるものなので、研究者でもない限り、特定の技術だけ深く知っているよりは、浅く広く知っていた方が理解し易いのかなと思います。

私がセキュリティの仕事に就く契機となったのは、日本で有名なセキュリティ機関への出向でした。
私が出向した期間は、幸いにも(不幸にも?!)、サイバーインシデントが多く、実データを使った解析や、現場で色んな経験が出来たので、これが宝になりました。
ただし、今までのSEの業務とは違って、色んな事を並行して進めなければならず、臨機応変に対応せねばなりません。
SE業務はハードではありましたが、マイペースに進められたので、出向した当初は、違った種類のストレスがかかりました。
周りもレベルが高い人が多く、自身の存在価値について悩んだ時期もありました。

そこから脱出する契機になったのが、脆弱性に関する記事執筆です。
この脆弱性は、対策の検討に開発者的な知識が必要なこともあって、この脆弱性に関して深く調査し、情報発信をしたことが契機で
自分の存在価値が確認でき、自信が持てました。
それ以降は、180度転換する様に仕事がうまく行く様になり、人間関係も円滑になりました。
良い意味での自信や成功体験って、本当に大切だなぁと思います。
うまくいかない、スランプだなと感じたら、まず小さなことでも良いので、成功体験を作るのが良いかもしれません。

セキュリティの仕事は、企画や製造などと違い、明確な成果物がないことが多いので、私はアウトプットする事を心がけました。
私のいたグループは、情報発信がメインの業務だったので、取り敢えず検証しまくって、結果はほぼ残らずレポートなどにまとめて情報発信できたと思います。
アウトプットする事で、自分自身のノウハウや頭の整理にもなりますし、かつ他人に役立ちます。
更には、他人から見ても定量的な成果を出していますので、評価もされて一石三鳥ですね。
それらのノウハウは、職場を変わった今でも役立っています。

さて、その出向が契機で、巡り合わせがあり、次は大学の研究員として出向することに。
昔は予想もつかなかった研究者としての第一歩を踏み出すことになりました。


研究の話は長くなるので、次回に書きたいと思います。

No TrackBacks

TrackBack URL: http://www.reverse-edge.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/109

Leave a comment

About this Entry

This page contains a single entry by gamzatti published on May 5, 2020 12:35 PM.

ballet blog -アダージオ編- was the previous entry in this blog.

ballet blog -アダジオ編2- is the next entry in this blog.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.